お知らせ

【新年度!余裕を持って良いスタートを!】

4月になり新しい年度が始まりました。

入学や就職で新生活をスタートされる方も多いのではないでしょうか。

とくに、新1年生の真新しいランドセル姿はとっても可愛らしいですね。


小学生の交通事故に関するデータでは、学年別で「小学1・2年生」の事故が多く、登校に慣れてきた「5月から6月にかけて」事故が増加する傾向にあります。

時間帯では下校中の「午後3時台」が最も多くなっています。(政府広報オンラインより)


慣れない環境で1日頑張って過ごしてきた子どもたち。

笑顔でおうちに帰れるように、ハンドルを握る私たちは余裕を持って見守りたいですね。



この春、もうひとつ忘れてはいけないのが自転車の「ヘルメット努力義務」です。

2023年4月1日より、道路交通法の改正により自転車の運転をする際にはヘルメットを着用することが努力義務となりました。


警察庁の統計によると、自転車乗車中に発生した死亡事故のうち約56%もの人が頭部の損傷で亡くなっていることが判明しています。

ヘルメットを着用していないケースでは着用しているケースと比べて約2.1倍致死率が高まるなどの状況があり、そのような情勢をふまえて道路交通法が改正されることになりました。


この〈努力義務〉はあくまで当事者が自発的に行動することを促すものであり、強制力はないため法律で罰則は設けられていません。

しかしヘルメットを着用せずに交通事故に遭うと、頭部に大きなケガをする危険性が高まるだけでなく、頭部にケガをした場合にヘルメットの着用を怠ったとして本来支払われるはずの賠償額が減額されたり、自転車側の過失割合が大きくなるなど不利益をこうむる可能性もあります。


正しくヘルメットを着用し、事故やケガのリスクから身を守って、充実した新年度のスタートを切りましょう!